ラグビーの夏合宿といえば、毎年恒例長野県上田市菅平高原で行われる「菅平合宿」ですね。
今年は、常翔啓光学園高校の監督さんにお呼びいただき、初めて菅平合宿にメディカルトレーナーとして8月10日〜13日(3泊4日)でトレーナー帯同してきました。

私自身、ラグビー自体初心者でルールも分からない中でしたが、帯同前にSA(セーフティーアシスタント)資格を取得し帯同にあたりました。

SA資格は、ラグビーの競技中における
・プレーヤーの安全
・試合中の負傷等に対する適切かつ迅速な対応
・試合の円滑な進行
・現場の環境、安全面の管理と支援
などに関する認識、知識を共有し、ラグビー環境、および現場の安全管理、支援を行うことを目的に、協会指導の講習会受講をもって認める、日本国内独自の制度です。

SA資格を保有しない限り、医師免許や私たちのような柔道整復師、鍼灸師、AT(アスレティックトレーナー)、理学療法士はピッチ内に入ることが出来ません。

そのような環境下でのトレーナー帯同となりました。

ラグビーは接触が多いスポーツで、怪我がつきものです。
今回治療にあたったスポーツ外傷は以下の通りです。

・左膝内側側副靭帯損傷(GradeⅡ) 2名
・左側バーナーペイン 1名
・両側シンスプリント 1名
・右小指DIP関節捻挫 1名
・左内側ハムストリングス肉離れ 2名
・右肩腱板損傷 1名
・左大腰筋挫傷 1名
・左腓腹筋打撲 1名
・右頸部痛 1名
・左脇腹痛 1名
・左眼窩底骨折 1名

いつも接骨院で行っている治療を現場(宿舎)で行うことによって、怪我をしてしまった選手をエレサスで瞬時に治療を行い、テーピング処置をして試合に出場させることが出来ました。
本来だったら試合に出れない痛みもエレサス通電後には痛みが半減以下になって、試合に出場した選手は何人もいました。
また、標高1300mということもあり、気温も15℃と寒く雨が降っていたとのこともあり体調不良の選手も出ましたが、エレサス全身通電をした次の日には体調も回復し、試合に出場もできた例もありました。

現場での対応でエレサスの凄さを改めて感じました。

レフリーの判断を待たずに、SAの判断でピッチに入り選手の保護・処置ができる。今までトレーナーといえば選手のコンディショニングを整えるものと思っていましたが、ラグビーのトレーナー業務(SA)が本来のトレーナーなのではないか、と思いました。

SAとしても携わらせて頂き、普段では経験できない事を経験させて頂きました。

私は高校では硬式野球を部活動でしていましたが、今の高校生たちと携われて私自身も高校生に戻った気分で4日間を過ごすことが出来ました。

このような機会を設けて下さった常翔啓光学園高校の監督さんをはじめ、コーチの方々、メディカルスタッフの方々、保護者の方々に深く御礼申し上げます。