症例:大東市扇町在住の60代女性【胸郭出口症候群】


首の痛み・頭痛・吐き気を伴う症状の患者さんが来院されました。
何年も前から偏頭痛もあるとのことです。
ここ最近で頭痛も出てきたため病院で精密検査を受けられました。脳のMRIも撮影したらしいですが特に問題もなく、緊張性偏頭痛と診断を受け、肩や首の筋肉に筋肉注射をうっていたみたいです。
注射後の痛みはマシだったそうですが、治らないとも医師に言われていたため不安だったそうです。
他に何か対策できないかと思い当院に受診されました。
施術では、患者さんの姿勢や肩周りの強張り感などを把握し、胸郭を広げる施術や運動療法や電気治療を行いました。施術後は上を向くのも首が詰まってしんどかったのが詰まらなくなり、頭痛も軽くなったとおっしゃられていました。
今後は再発予防のために初めは週1回の来院ペースで施術を行なっていくと方針決定しました。
胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)とは?
当院では、理学検査という今のお身体の状態を確かめるテストをまず行い、現時点で考えられる疾患を特定します。そこで今回陽性所見が出た疾患は「胸郭出口症候群」でした。
胸郭出口症候群とは、首から腕へ向かう神経・血管が胸の付け根で圧迫されて起こる症状の総称です。
圧迫される場所によって細かくタイプが分かれますが、まとめて「胸郭出口症候群」と呼ばれます。
症状の特徴
神経が圧迫される場合(最も多い)
- 首・肩のコリが強い
- 腕や手のしびれ
- 握力低下
- 肩から腕が重だるい
- 長時間のスマホ・PC作業で悪化する
血管が圧迫される場合
- 手が白くなる、冷たくなる
- うっ血して紫色になる
- 脈が弱く感じる
- 腕を挙げると特にきつい
どんな人に多い?
- 猫背・巻き肩の人
- スマホ作業の多い人
- デスクワーカー
- なで肩の女性
- 重い荷物をよく持つ方
- 野球やバレーボールなど腕を頻繁に挙げるスポーツ選手
特に最近はスマホ姿勢により20〜40代で急増しています。
当院での施術ポイント
大東市でも胸郭出口症候群は増えており、再発しやすいので マッサージなどの施術に加えて“原因の姿勢改善”を必ずセットで行う(運動療法)ことが重要です。
◎ 1. 斜角筋・小胸筋のリリース
神経・血管を圧迫しやすい2大ポイントを丁寧に緩める。
◎ 2. 肩甲骨の位置調整
巻き肩・猫背を改善し、胸郭出口のスペースを広げる。
◎ 3. エレサスによる神経リセット
しびれ・だるさの改善が早く、相性◎。
◎ 4. 姿勢・胸郭の動き改善トレーニング
- 肩甲骨下制
- 体幹の安定
- 小胸筋ストレッチ
- 呼吸改善(胸郭の伸びを出す)
◎ 5. 生活指導(再発予防)
- スマホ姿勢
- デスクワークの肘の高さ
- 鞄を片側だけで持たない
- 野球・バレーボールの投球フォーム/アタックフォームの指導
放置するとどうなる?
- しびれが慢性化
- 手の筋肉が痩せる
- 寝てても腕がうずく
- 頭痛・肩こりの悪循環
- スポーツパフォーマンスの低下
“そのまま治る”ケースは少なく早期ケアが重要です。
胸郭出口症候群は、首・肩・胸の筋肉の硬さや姿勢の崩れで神経や血管が圧迫されることで起こります。
適切な施術と姿勢改善で多くの方が良くなりますので、早めにご相談ください。