症例:大東市氷野在住の6歳男児(右小指基節骨頸部骨折)

来院日当日に遊戯施設でボールプールでバナナボートのような船に乗って遊んでいたそうです。その船から転落し手をついた際に右小指を痛めたともことです。
受傷直後に右小指の腫れが出てきたとのことですぐに来院されました。
上の写真が来院時に撮影した外観写真です。
右小指の第2関節(PIP関節)付近が腫れていて、少し外側に曲がっていることも確認できます。
手指の握り込みや完全に伸ばすことも痛みでできない状態でした。
エコー検査をしたところ、右小指の基節骨頸部に骨折像が確認できたため、徒手整復法を行いました。
エコー画像は次の通りです。

徒手整復時の実際の動画です。
先ほどのエコー写真のように、骨折部が整復後に真っ直ぐになっている事がわかります。
翌日に連携している整形外科に紹介しました。
レントゲン写真は次のようになります。

骨折部に少しの変形を残していますが、自然治癒力で成長とともに真っ直ぐなるので許容範囲となります。アルミシーネ固定を行い全治2週間で、超音波骨折治療器(LIPUS)を照射します。

今回のような捻挫か骨折がわからない怪我でも、当院に導入しているエコー検査を行うことによって判断可能です。骨折や脱臼であってもその場で徒手整復を行なって応急処置をし、連携している整形外科に紹介致しますので安心して来院して頂けたらと思っています。
どんな時でも自己判断をせずに、大東市の住道駅南口から徒歩7分・近鉄バス住道道筋バス停より徒歩1分の扇町にあるT.S.NAKAMURA接骨院にご相談ください。